◆私も経験した「産後クライシス」・・・
男女が結婚し、夫婦となり妻が妊娠した際、 男女の4人に3人が
「本当に相手を愛していると実感」すると答えています。
ところが!
そんな愛情が子どもが2歳になった頃には、 驚くほど落ち込みます。
特に妻の落ち込みは激しく、 その割合はわずか2年で
3人に1人まで
に半減しています。
そして、
妻の愛情がほとんど冷めてしまっていることに、 夫が気づいていないという事態もあります。
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◆夫婦を襲う「産後クライシス」とは?
この「産後クライシス」は、 0歳〜2歳までの子どもがいる場合に起きやすく、 産後に急速に夫婦仲が悪化します。
その主な原因は・・・
子どもを出産した妻が、 産後の夫の赤ちゃんへのかかわり方や 家事の分担に強い不満を持つ、 ことから起こると考えられています。
夫はなぜか不機嫌な妻に、どうにか気を遣おうとしますが、 妻はそんな夫にいらだち、全身全霊で、夫への不満を 表現します。
また、この「産後クライシス」が起きてしまうと、 それまで抑えられてきた妻の不満が一気に夫を襲い、
夫は「最愛の人」 から
↓
「育児・家事の邪魔をするやっかいな同居人」 くらいまで格下げされます。
下手をすると、憎しみの対象となり、 セックスレスの大きな原因にもなっています。
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これまで、育児ノイローゼや産後ブルー、産後うつなどは いずれも「母と子の問題」としてとらえられていました。
しかし、
それを夫婦や社会の問題としてとらえ直す事が 求められているようです。
また夫は妻へのやさしい言葉をかけるよりも 『まずは、行動を!』が求められています。
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