「うちのパパ、言わないと
家事も育児も全然やってくれないんです!」
・・・
そんなママたちの声をよく聞きます。
これに対してパパたちは、
「何をどう手伝ったらいいかよくわからない…」
これが本音だと思います。
普段、ママほど家事育児を していないパパにとっては、
「自分で考えて家事育児をする」
のはかなりハードルの高いものです。
そんな、男たちに対して、
「言わなくても気づいてほしい!」
というママの要求はなかなかレベルの 高いものです。
なので、
ママが、ただ「手伝ってよ!」と パパに言うだけでは、伝わりません。
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例えば、具体的に・・・ ↓
「パパが自分で使った食器を片づけてほしいのか?」
「家族みんなの食器を片づけてほしいのか?」
「洗濯物を毎日たたんでほしいのか?」
それとも、「週末だけ」でいいのか?
「今、部屋を掃除してほしいのか?」
「後でもいいのか?」
・・・!? ・・・!? ・・・!?
これを見てママたちからは、
「そんなことも分からないの〜!(怒)」
とため息がでそうなことかもしれません。
しかし、パパたちは
『本当にわからない!・・・』 のです。
まずは、ママ自身が
「何を」
「どのように」、そして、
「いつまでに」
やってほしいかを明確にして、それをパパに きちんと伝えたほうが、ストレスも少なくて 済みます。
◆パパの出番を作る!
例えば、『ゴミ捨て』。
ママが分別して、パパが玄関から ゴミ収集場所へ移動・・・
これだけでは、 パパはいつまでたってもママの 「お手伝いレベル・・・」 のままです。
これでは、パパも面白くない。。。
そこで、
パパに分別から任せてみて、 分別の仕方やごみ箱の位置もパパ がやりやすいように改善してもらったり、
新しいグッズをそろえたり・・・
こうなるとパパも責任感とやる気がでてきます。
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◆家事を「分担制」から「シェア」へシフト
パパが家事を担当できるようになったら、
もう一つ、 またもう一つ、と、担当を増やし、 「分担制」にシフトチェンジしていきます。
パパのメイン家事が増えることで、
「夫婦二人が主担当」
という考え方に徐々に移行できます。
そして、
「分担制」が定着したら、さらに上を行く
「家事育児シェア」 へバージョンアップしてみます。
「分担」と「シェア」の違いは、
「分担」・・・担当を明確に決めて責任を押し付ける、
ことですが、
「シェア」・・・できる人ができる時にやる、
ことです。
責任を押し付け合うのではなく、状況に応じて お互いを思いやりながらフレキシブルに 対応するのがコツです。
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